前回の記事で取り上げた鹿島を崩したシーンですが、似たような形は他にもありました。
つまり、たまたま良い形になったマグレではなくて、ちゃんと仕込まれた形ということですね。
では見てみましょう。
左サイドＤＦからのビルドアップ。真ん中でボランチ深井がボールを持っています。
（この前のボール回しが華麗でしたので見て欲しい）
菅がビルドアップに参加して下りているのでチャナが左サイドに。青丸で囲ったボランチ宮澤がこの位置にいます。実にいやらしいポジショニングですね。
で、右サイドでまたしても駒井がフリー。
深井から三好へ。
三好がもらいながら前を向く良いターンでしたが、ちょっとボールが浮いて外に流れてしまい、ゴール方向には行けませんでした。おしい。
三好からフリーの駒井に渡してセンタリング。残念ながらクロスがＤＦにあたってしまいます。この時、駒井はホントごめんと味方に謝ってました。
このままクロスを上げても良い形ですし、上げずに他にも派生パターンが作れそうですね。
ＧＫク・ソンユンが進化⁉してる件
足元や守備範囲が課題と言われていたソンユンですが、鹿島戦ではレベルアップしているところを見せてくれました。
ＣＫからのカウンターをエリアを大きく飛び出してクリア
コンサ福森のＣＫを直接キャッチした鹿島ＧＫクォン・スンテからのパントキック。
スピード・弾道ともに良いキックでした。
鹿島にボールが渡りそう！
ソンユン飛び出してクリア！
ここまでソンユンが出てくるとは思いませんでした。結構判断難しい場面だったと思いますが助かりました。
浮き球パスもイケるよ！
コンサの攻撃が上手く行かずＤＦラインまでバックパスでボールが戻ってきます。
鹿島は当然この場面猛然とプレスをかけてボールを奪いに来ます。
安全策でＧＫソンユンへバックパス。
ＣＢ二人が素早く開き、真ん中のパスコースも荒野が確保。上の場面からこの形
になるまでが早かったです。キャンプの頃と比べるとスムーズで早い。
ソンユンから宮澤への浮き球ミドルパスが成功。イケるやん！
鹿島の４人をすっ飛ばして宮澤に渡っています（対して札幌ＤＦは３人）
さっきまでピンチだったのに逆にチャンスになっています。
以前コチラの記事で西川君が語るミシャの教え、マンチェスターシティのＧＫエデルソンについて触れましたが、ホントにそんな感じで成長してますね。
このソンユン何回も見れる pic.twitter.com/zaWY5Pz3xK
— 月やん (@asnoc1214) 2018年3月31日
余裕が出てきましたよね。
そのうちエデルソンみたいな超弾道ゴールキックも見せたりして。
