『伝え方が9割』の著者と『ビリギャル』著者の対談が面白過ぎる。
シリーズ124万部突破のベストセラー『伝え方が9割』著者の佐々木圭一さんと、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の著者であり、近著の『バクノビ~子どもの底力を圧倒的に引き出す339の言葉』も話題の坪田信貴さん。約1年ぶり3回目となるお二人の対談は、気心の知れた者同士、さまざまな話題で盛り上がりました。
正直僕の記事より先にこっちの元記事を全部読んで頂きたいんですがw、ちょっと抜粋しますね。
坪田 例えばですが、たくさん新人を雇って、伸びた人は残るけれど、そうじゃない人は辞めていく…みたいな。「3年後離職率が高い」と問題視されていて、若者の根性が足りないなどと言う人もいるけれど、じゃあ残った人は何が違うのだろうと話を聞いてみると、「自分に合っていたから」というんです。では辞めた人は合っていなかったのかというと、そうとも言えない。残った人はたまたまウマが合っただけで、辞めた人もちょっと接し方を変えたらすごく伸びた可能性があるんじゃないかと思うんです。
ここまでは割と誰でも思いますね。
勉強が全然できない子どもたちは、本当にバカなのか。教え方によっては伸びるんじゃないかということを検証したかった。そして今までに1000人以上の子どもを見て、統計上で「伸びる」ということがわかりました。僕の指導している生徒のセンター試験の平均点は8割を超えています。8割と言えば、いわゆる旧帝大に合格するレベル。学年ビリだった、みたいな子どもたちがいっぱいいる中での8割です。
自分でやってみたって、さらっと書いてますけど凄いですね。
坪田 でもね、次に何を言われたかというと、「それって先生がカリスマだったんでしょ?」。つまり、あなたが特殊だったからできたんだと。でも、確かにその可能性はあると思って、講師を採用する際に、他の塾だったら絶対に採らないような人を採用しようと決めたんです。
いわゆるクソリプが飛んで来たんですねw
そんな彼が、今や僕の大切な右腕。『ビリギャル』主人公のさやかちゃんの妹が上智大学に入ったのですが、彼女の指導をしたのは彼だし、学年で100番台の成績の子を東大に進学させたりと、カリスマ講師でもあるんです。
ココが凄いですよね。生徒だけじゃなくて講師まで育成するという。
なにより坪田さんの人間は与えられた環境によってどの人も伸びると信じているところに凄く共感できるし、勇気づけられますよね。
最近は何をやってもダメなやつはダメなんだから、ベーシックインカム与えて働かせなくても良い(だからおとなしくしとけ)とかいう意見すらありますからね。
目次です。
僕はまず「キレやすい子への対処法」というところを速攻で見ました。
ウチの長男(6歳)がそうなんですよ(;´Д`)
まあ僕に似たんでしょうね。
回答はざっくり言うと
「キレている様子をビデオに撮って落ち着いている時に見せてみる」
なるほどですね。他人からアレコレ言われるより、自分で自分を見て「変えなきゃ!」と思わせると。なんでもそうですがそれが一番効果高いですよね。
みたいな実用的なアドバイスがいくつもあります。
どっから読んでも良いし、流し読みで気になるところだけでも良いかと。
僕は妻にも読んで欲しいと思ったので買いました。
子どもだけじゃなくて、自分に対しても実践したいと思わせることがたくさん書いてます。皆さんもいかがでしょうか。