コンサポも覚えておきたい選手の海外移籍にまつわるお金の話
こちらの記事を読んで色々と思うことがあったので一部引用させて頂くと
選手の移籍の際に発生するお金には2種類あり
- トレーニング・コンペンセーション、略してTC
- 連帯貢献金
トレーニング・コンペンセーションとは
優秀な若手を育成・輩出したクラブ(育成元クラブ)に対し、その恩恵を受けることになるクラブ(獲得クラブ)がその選手の育成に育成元クラブが費やしたコストを肩代わりする制度です。このTCが発生する条件はプロ選手として初めて登録されること、または満23歳のシーズンが終了する前に国際移籍をすること。
連帯貢献金とは
プロ選手が契約期間中に移籍補償金を伴って移籍すること。対象となるクラブはその選手が満12歳~満23歳のシーズンに選手登録されていた各クラブで、発生した移籍補償金の5%を上記期間の所属クラブで(所属期間の長さに応じて)分配する方式です。注目すべきは、23歳以下の選手を登録してさえいれば、試合に使おうが使うまいが、それがレンタルでの獲得であって保有選手ではなかったとしても権利が発生すること。
要は自前で選手を育てて24歳までに移籍金を伴って海外移籍出来ればベスト、
自前でないレンタルで一時在籍した選手でも同条件で海外移籍出来ればお金がもらえる
ご存じの通りコンサドーレは既にこの恩恵を受けたことがあります。
フッキ「お前ら感謝しろよ!」
過去に川崎からレンタルで1シーズンだけ在籍したフッキさん。川崎→札幌→東京V→川崎だったっけ?
その後24歳以下でポルト→ゼニト→広州恒大へと移籍したので3回の連帯貢献金をコンサは受け取っています。なんならもう1回移籍して欲しいw
フッキのインタビューでも話に出るのは活躍してJ1昇格した東京V在籍時の時ばかりで、札幌時代の話は殆ど出て来ませんがお金は貰えてます。
使えるシステムですね。
他には柿谷をレンタルしていた徳島が、柿谷が海外移籍(バーゼル)したことにより連帯貢献金を貰っていたそうです。
こうなると
『24歳以下で移籍金つきで海外移籍出来そう』な選手をレンタルで獲っておく
ってのはクラブ戦略的にありですね。
レンタルっていうと借りパクできるかどうかに意識が向いてましたが(貸す方からしたら最悪w)、代表&海外移籍が狙える確率が上がるならレンタル元に返すってのも全く悪い選択ではないですね。
という訳で
20歳の三好君には大いに期待しております!
『レンタル』で在籍していても23歳以下で海外移籍すれは貢献金発生ってデカいな。フッキがそうか。
— mobconsa106 (@mobconsa106) 2018年2月1日
三好は期待出来るんじゃないか!フッキと同じ川崎繋がりだし。 https://t.co/yVa9xYSqr7
三上GM流石過ぎる...