川崎フロンターレのハイプレッシャー対策を考える
シルバーコレクターとか言われていたのが遠い昔のようですね。
Jリーグ初制覇の昨年から、大差をつけて連覇した王者川崎フロンターレ
コンササポの僕から見て今季強かったチームは鹿島、広島、浦和など挙げられますが、川崎がダントツで嫌でしたね。
何がって前線からのボール奪取力が断トツに凄い。
そんな川崎の守備について中村憲剛が語っている動画が話題です。
そこまで喋っちゃう?ってくらい話してくれてますが、
最前線の選手は『後ろの選手へのパスコースを消しながら』プレッシャーを掛けて、
パスが出た先で奪うってのが基本のようです。
うん、言うと簡単だしわかってるんだけど、そのイメージが共有できて実践できてるのが凄いよね。
あと前線が限定して苦し紛れのパス出させてるんだから後ろは思い切り言って奪い取れってCBにもガンガン言ってるそうです。
川崎対札幌戦を振り返る
これめっちゃ気になる
— mobconsa106 (@mobconsa106) December 25, 2018
中村憲剛の恐ろしい所って周りを使いながらの前線からの守備だよな
あと詰めるスピードが全速力か?ってくらい速いんだよ
コンサも警戒してたのにやられたな... https://t.co/InaHfSJwCa
そのやられた試合、まさかの0-7
震災直後で練習もロクに出来なかったとは言えショックな敗戦でした。
特筆すべきは1、2失点目ですかね。
この時間帯は直前にコンサのチャンスもあって、中村憲剛も
「あの時間帯に決められていれば試合はどうなっていたかわからなかった。」
と語るくらい拮抗した時間でした。
特に最初の失点はコンサの守備からボールを取って「さあカウンターだ!」となった瞬間を奪われるというね。
しかも奪われたのがキャプテンにして滅多にボールを奪われる事の無い宮澤だっただけに戻る時間も無く…
他にも
アンカーに入った深井にボールが出るように川崎が誘導。
— mobconsa106 (@mobconsa106) September 15, 2018
中村憲剛はターゲット深井との距離を
『ワザと空けておいて』、
ボールが出たら猛プレス。
深井は何とかかわして宮澤に縦パスつけるも、既にパス先が読まれてて宮澤は2人掛かりのプレッシャーで狙われてる! pic.twitter.com/POtigzP1AX
そう言えば前にもこのネタで書いてたわ
川崎フロンターレの選手は、北海道コンサドーレ札幌の選手を「わざと」空けておいて、パスが出てきたら奪いにいってますね。たぶん、スカウティングで「誰を」「どんな状況」なら狙うか、指示があったのしょうね。#frontale
— 西原雄一|スポーツアナリスト (@nishi19) September 15, 2018
対策は?
中村憲剛はアンカー1枚だと狙いやすいってポロっと言ってましたね。
なので対川崎戦で3バック+アンカー1枚で回すのは危険かも。
あとは何でしょうねぇ。
3バックからボランチに入った際に狙われてるんだけど、そこでボランチがダイレクトで回すことですかね。
ダイレクトで前に送ることが出来れば一気にチャンスになります。荒野が結構このパス上手いんだよな。
ポジション修正を何度も繰り返せて運動量もある荒野をミシャは主軸にしようとしているように見えるんですが、まあ納得かと。
あとレンタルバックで中原をCBで使うという話もありますが、こういうビルドアップの部分で中央のCBかボランチで使うんでしょうね。
みたいな事をコタツでミカンでも食べながら妄想していたい…
コンサも来季上位進出を狙うんならこのレベルのハイプレッシャーを身につけたいですね。
今季は川崎や鹿島、浦和、広島といった上位に勝てなかったですし。
そういや今の補強で上がってくる選手は軒並み20~25歳までの選手ばかりだな。
しかも快速スプリント系FWの鈴木武蔵まで獲得濃厚と。
これはまさか…ゴクリ…